春風そよそよふく広場

思っていることと知っていることをおもいのままに

【小さなしあわせ】最後のいっこの話

こんにちは、はるそよです。

 

突然ですがみなさんは、ご飯のおかずやおやつなどの《最後のいっこ》どうしていますか?

 

気にせず食べちゃうな〜という方

他の人に譲るよ!と言う方

そんなの気にしたことないなと言う方も居るのではないでしょうか。

 

今回はわたしの考える最後のいっこについて書きたいと思います。

 

まずわたしはと言うとかなり食意地が張って居るタイプで、家族でご飯を食べるのなら最後のいっこは譲れない!と思っていました。そしていつもその最後のいっこで(年の離れた)弟と衝突するわけです。今考えれば本当に譲ってあげなよ、と思うわけですがあの時は譲れない何かを持って食べていました。

 

わたしは今のところは食べてもあまり太らない体質の上人よりよく食べる、そんでもってチビというかなりの燃費が悪いタイプ(消費が多い)です。あまりの食べっぷりと、食への執着で母から 前世は餓死したイノシシだ と言われていました笑

社会人になってからも変わらず成人男性と同じくらいかそれ以上は当たり前の様に食べることから、フードファイターと呼ばれることもしばしば。(体格とのギャップで言われているのであって、本業の方たちの様に…は食べられません)

一人暮らしになっても食べるのが大好きなので、いくら遅くなろうとご飯は自分で作って自分好みの味で食べていました。

 

そしてそんな中わたしは

最初のひとくちと最後のいっこは絶対譲ってくれる彼と出会った

 

もともと優しい人の彼。

付き合い始めてから知ったことなのですが

2人で何か一つのものを食べる時

例えば肉まんを食べるとしたら

最初のひとくち

真ん中のお肉が詰まったおいしいところ

最後のひとくち

を必ず譲ってくれます。

 

お菓子を食べていても、最後のひとつは必ずわたしの口に放り込んでくれます。

 

そんなことと思われるかもしれないですが、この行為にわたしは深く深く愛情を感じるわけです。

自分が譲れないもの・特別なものを、わたしに譲ってくれるということがとても嬉しいのだと思います。

 

そうすると人間変わるのか、彼には自分の最初のひとくち、最後のいっこを積極的に譲る様になりました。今までなかった感情、食べて欲しい!と思う様になったのです。

小さな幸せをわたしからも分けたいなという感情に近い気がします。

(きっとこのわたしの行動を母が見たらとても驚くことでしょう)

 

一応わたしのちっちゃい名誉のために補足させてもらうと

小さい時からですが、

これをわたしに譲ってよ!!!

と思っていたのではなくて

最後のいっこは自分の中でプレミア感があり特別なもの、最初のひとくちもまた同じ様に感じていたからです。

それでも食意地が張っていたのは確かですが…笑

 

生活の中で小さな幸せを感じる瞬間ってあるかと思うのですが、わたしは日々感じている幸せの中のひとつにこの最後のいっこの話があります。

 

これからも色んな小さな幸せを分け合って生きて行きたいですね。

 

 

それではこの辺りで

ちゃお(*`ω´*)